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全建総連

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○現在のアスベスト規制

 労働安全衛生関連政省令が1995年に改正されました。改正内容は、

    (1)クロシドライト、アモサイトが輸入・使用禁止になり、クリソタイル
    のみの使用が現在認められています。
    (2)石綿製品は、従来の石綿含有率5%を超えるものから、1%を超える
    ものに拡大され、表示も1%を超えるものに対して義務付けられました。
    (3)アスベストを使用している建築物の解体等の作業を行うときは、あら
    かじめ石綿の使用状況を設計図書等により調査し、記録することとされまし
    た。
    (4)石綿を吹きつけた建築物の石綿除去の際に計画の届け出を義務付けら
    れました。

 また、現在環境庁においても、建築物の解体現場等でのアスベスト飛散防
止について、大気汚染防止法の改正を検討しはじめています。
 阪神・淡路大震災でアスベストが飛散している実態を行政も無視できず、
既存の建築物の解体・改修での飛散防止対策を重視する動きが見られます。
しかし、私たちとしては、建築基準から波形スレートや石綿パーライト板の
記述を削除させること、クリソタイルも使用禁止にし全面的使用禁止を求め
ていくこと、また、当面の措置として、代替化の促進、アスベスト含有率を
個別製品に表示し、発がん性物質として注意表示を義務付けるなど、今後の
運動課題として認識しています。

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(C) 1987-1996, National Federation of Construction Worker Unions