スライド・レクチャー[1]
全建総連
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次にドイツの医学者が作成したグラフを見てもらいましょう。
大量に石綿粉じんを吸うと、3年から4年で石綿肺になり、少量でも長期間吸うと、胸膜肥厚斑やがんや中皮腫になることをグラフは表わしています。
石綿は15年から20年という長い潜伏期間を経てがんになる点と、国内で大量に石綿建材が使われ始めて15年ぐらいであることを考え合わせると、石綿による健康障害が私たちの仲間に現われ始めるのはこれからであると危惧されるのです。
(C) 1987-1996,
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